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BIOHAZARD 6 ジェイク編 :part64-369~377 369 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 12 06 07.02 ID sTdhb+xk0 【ジェイク編】 CHAPTER 1 時は2012年12月24日。場所は東欧、イドニア共和国。 寂れた村の、薄汚い建物に、その男はいた。短く刈った坊主頭、頬に走る刃疵。動作は気だるげだが、油断なく構えている。 彼の名は【ジェイク・ミューラー】。金で雇われて命を懸ける、いわゆる傭兵である。 彼はこともなげに、首筋に“ある薬”を打ち込んだ。周辺を見渡すと、他の男たちが、同じように薬を打ち込んでいる。 「これ、効いたかい? 栄養剤らしいが…… 俺にはわかんねえ」 冗談めかして、誰に聞かせるでもなく呟くジェイク。彼自身には何の変化も見られなかった。 ……しかし、彼以外の男たちは、皆、急速な変異を遂げてしまう。顔は醜く腫上がり、突如血に餓えたように他人を襲う。 傭兵の一人が、ジェイクに襲い掛かってきた。それをこともなげに捌き、殴り、蹴り、投げ、壁に叩きつけるジェイク。 「俺たちは金で雇われた身だ。意味わかるな? ……仲間でもなんでもねぇってことだ」 容赦なく、とどめの横蹴り。傭兵は力尽き、崩れ落ちる。その死体は、何かの化学変化か、みるみる消し炭へと変わった。 「あなた、薬を打ったのね?」 突如現れた謎の女性……金髪の、まだ若い女だ……が、ジェイクに話し掛けてきた。 「薬に興味があるのか? なら、下で配ってる姉ちゃんに聞きな」 ジェイクは答える。女性は、その返事の内容にではなく、ジェイクがまだ人間的な返事ができることに驚いていた。 「……やはり、あなたには抗体が……!」 女性が話を進めようとするが、その暇はなかった。薬によって怪物と化した傭兵たちが襲い掛かってきたのだ。 女性はジェイクに、ダストシュートを使って脱出するよう促す。状況が把握できないまま、ジェイクはとりあえずそれに従う。 下水へと抜けた。女性は、合衆国エージェント【シェリー・バーキン】と名乗ったが、ジェイクは特に興味を抱かなかった。 紛争地帯の貧しい家庭に生まれ、絶望に晒されて育った彼には、所属意識どころか、信念も希望もないのだ。 信じられるのは、自分の力と、金だけ。依頼さえあれば誰とでも組むし、誰とでも戦う。この女は依頼主、それだけで十分だ。 協力して寂れた村を抜け、脱出を目指す。 道中、B.S.A.A.の部隊と遭遇するが、発砲された。ジェイクは現在、反政府ゲリラに雇われた身で、その服装をしている。 B.S.A.A.とはもともと友好関係とは言えないし、ましていまや彼以外全員怪物化している。撃たれるのも無理はない。 370 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 12 06 48.43 ID sTdhb+xk0 ある程度進んで休めるところに着いたので、そこで小休止ついでに話を進めることにした。 「20万ドルだ。それとB.O.W.は別料金、1体につき1000ドル」 さっそく契約条件を切り出すジェイク。しかしシェリーは「雇いに来たんじゃない」とそれを否定した。 「欲しいのは、あなたの『血』。それが世界を救う鍵になる」 彼女は語る。ゲリラたちが変異した化け物は【ジュアヴォ】と呼ばれているバイオ兵器である。 新型ウィルス【C-ウィルス】によって生み出されるもので、近々C-ウィルスを用いたバイオテロが計画されているらしい。 テロを防ぐには、ワクチンが必要だ。ワクチン開発には、ウィルス抗体が必要だ。そしてそれは、ジェイクの血の中にある。 話を聞いたジェイクは、微笑を浮かべた。世界を救う英雄になる栄光も重圧も、彼には関係なかった。 「……5000万ドルだ。値引きは一切なし。それで俺の血を売ってやる」 協力して先へ進む二人。岩肌にへばりつくように作られた、今にも崩れそうな建造物を抜ける。 道中、道が大きく崩れ落ちている。ジェイクは手ごろな鉄の棒を見つけると、体操競技のようにしてたやすく飛び越えた。 「どうした、早く来いよ」「……そんなアクロバットはできないわ。別の道を探してみる」 いまいち呼吸が合わない二人だが、そんなこんなで共に進んでいくうちに、川のそばに出た。 向こうに見える鉄橋の上では、B.S.A.A.とゲリラとがやりあっているようだ。 「橋を攻めんのは無謀だぜ、切り札の戦車があったはずだ。B.S.A.A.の連中はもうすぐ棺オケだな」 「そんなことない、必ず勝つわ……。彼らには強い信念があるもの」 ジェイクは冷笑したが、シェリーは彼らを弁護した。とはいえ、どちらが正しいのか、見届けている時間はない。 B.S.A.A.のヘリに見つかり銃撃を食らったり、ゲリラのベースキャンプに入ってしまいひたすら逃げ回ったり……。 散々な目に遭いながらも、ようやく市街地へと近づいてきた。とりあえず、戦場の最前線からは離れられただろう。 しかし、一息つく暇もなく、新手のB.O.W.が登場。ツギハギの肉体を、さらに金属パーツで補強したような巨体の怪物だ。 【ウスタナク】、通称【捕縛者】である。右腕はアタッチメントになっており、状況で武器を付け替えて襲ってくる。 現在は捕縛用のクローを装備しており、ジェイクを掴んだら背中にある拘束機にくくりつけ、そのまま拉致するつもりのようだ。 「逃げるわよ!」シェリーが叫ぶ。 「くらいやがれ!」無視してジェイクはガスボンベを銃撃した。 しかし、ひるんだ様子もなく、巨体の怪物は再び歩みを進めてくる。 「……なるほど、逃げるが勝ちだな」 二人はひたすらに逃走した。 371 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 12 08 16.39 ID sTdhb+xk0 高山地帯の下水溝の出口は、住宅地の上部だった。民家の屋根に転がり落ちるジェイクとシェリー。 狭い窓を選んで飛び込んだことで、なんとか巨体の怪物の追跡を断ち切ることができた。 「何モンだ、あいつは?」「追っ手よ。あなたを捕まえるための」 ジェイクの問いに、シェリーが簡潔に答える。それ以上議論している暇はなかった。歩みを止めるのは危険だ。 ひたすらに進み、廃工場へと辿り着いた。が、見つかったようだ。懸垂下降で兵隊が降りてくる。 さらには、ウスタナクまで追いついてきた。進路のドアはロックされており、解除している余裕はない。迎え撃った。 激しい戦闘の末、ウスタナクにダメージを与えることに成功。しかし、老朽化していた廃工場の床が抜け、二人も落下してしまった。 廃工場の地下は静かで、少し落ち着いて話ができそうな状況だった。 「カネでドンパチやってる傭兵が死に方にゼイタクは言えねぇが、こんなワケのわからねぇ状況で殺られちゃ納得いくわけねぇ。 あのイカれた巨人はどちら様だ、きちんと説明してくれ」 ジェイクの要求に、シェリーは応じて答える。 「ジュアヴォと同じ、C-ウィルスで作ったバイオ兵器。バイオテロ組織“ネオアンブレラ”の追っ手よ。 研究のために、抗体を持つあなたが欲しいのよ。生け捕りが無理なら死体でも……」 話の大きさに唖然とするジェイク。シェリーは彼を励ますように、必ず守ると繰り返した。ジェイクは世界を救う存在なのだから。 「世界を救うのは俺じゃねぇ、『俺の血』だろ? カネと引き換えのな」 しかし、ジェイクはその言葉を冷たく返すのだった。 先へ進むと、B.S.A.A.の部隊と遭遇した。シェリーがI.D.を示すと、隊長らしき男が彼女を知っているようだった。 「シェリー? ラクーン・シティ事件の? 妹から聞いている。アルファチーム・リーダー、【クリス・レッドフィールド】だ」 隊長は二人を快く歓迎する。が、その傍らにいる若い隊員が、ジェイクの服装が反政府ゲリラのものだと気づき、反発する。 シェリーは事情があって保護したと説明するが、ジェイクは彼女の気苦労などどこ吹く風で、ケンカなら買う態度を崩さなかった。 だが、ケンカが始まるより先に、敵組織の攻撃のほうが早かった。ヘリコプターで、異常にデカイB.O.W.が運ばれてきた。 数階建ての建物よりもなお大きいその怪物は、現地の言語で「巨人」を意味する、【オグロマン】という名を持っている。 「安全なところへ下がっていろ!」 「いいえ、戦わせて! もう……守られる立場は卒業したの!」 クリスの心配をよそに、シェリーは協力することを提案。クリスもそれを快く受け入れた。 B.S.A.A.エコーチームが増援に駆けつけているらしいが、敵組織の高射砲が邪魔でヘリが近づくことができない。 B.O.W.の相手をしながら高射砲を破壊する、二面作戦が必要になる。 「クリス! あの大きいのは私たちに任せて!」「『私たち』って俺もかよ? メンドクセぇな…」 シェリーの提案に、ジェイクは軽く舌打ちする。が、結局は生き延びるには協力して戦うしかないのも事実だった。 372 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 12 10 59.87 ID sTdhb+xk0 1体を撃破するが、2体目が登場した。こちらは先ほどの個体と違い、背中の弱点が露出していない。 ある程度ダメージを与えた後、ビルの屋上から背中へと飛び移り、力任せに弱点を開く。ヘリからの爆撃で、怪物は絶命した。 クリスがB.S.A.A.の輸送ヘリを手配してくれた。それで国外へ脱出できる。……うまくいけばだが。 歩み去ろうとするジェイクに、クリスが声をかけた。「……どこかで会ったか?」 ジェイクは一瞬ためらってから、いつもの減らず口を叩いた。「B.S.A.A.のアホ面どもの見分けなんかつくか」 若い隊員が激高するが、クリスが止めた。 ヘリ機内。シェリーは本部と条件の交渉をしている。ジェイクの要求額は法外だが、金銭で話がつくなら早いと踏んだか、 合衆国は取引に応じるそうだ。「話が早えや」と無邪気に喜ぶジェイク。しかし突如顔を曇らせ、シェリーに質問する。 「ところで、さっきの男…」「クリス?」「ああそれ。あの男… …いや、なんでもない」 口ごもるジェイク。シェリーは詮索しようかどうか迷うが、その答えを決める前に、飛行機は振動に襲われた。 ウスタナクだ。やはりそうやすやすと脱出させてはくれないらしい。 なんとか攻撃を繰り返すが、振り落としきれず、ヘリは機関部がやられて墜落。二人はもう1機のヘリに飛び移った。 そこに、敵組織の戦闘ヘリが登場。ウスタナクはそれの脚部に掴まっている。 右腕のパーツは、ジェイク捕獲用の爪状から戦闘用のガトリングガンに変更されていた。 「…最悪の展開だぜ」 戦闘用ヘリ3機の編成で、ウスタナクはヘリからヘリへと飛び移りながら攻撃してくる。 機銃で狙うが、ヤツの耐久力は尋常ではない。ヘリを狙ったほうがよさそうだ。 ヘリを撃墜したが、同時に体当たりも食らってしまい、こちらのヘリも墜落を免れない状態に陥った。 しかもウスタナクはしつこくへばりついてくる。「いい加減落ちやがれ!」 ジェイクの銃撃で、ようやく敵は転落した。 だが、ジェイクとシェリーももう限界だ。転落する。だが、その一瞬前に、転がり落ちてきたパラシュートをキャッチできた。 ジェイクがすばやく装着し、シェリーは必死でしがみつく。パラシュートが、開いた。 しかし、ヘリのローターがパラシュートの布を半分引き裂いてしまう。二人は雪山の中へと落ちていった……。 373 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 13 45 03.80 ID sTdhb+xk0 【ジェイク編】 CHAPTER 2 ジェイクは意識を取り戻した。掌を見ると、赤い血がべっとりとついていた。 しかしジェイク自身に痛みはない。……ふと気づく。胸に圧し掛かるもう一人の重みに。 血は、シェリーのものだった。その背中には、ヘリの破片が深々と刺さっている。 「……どうすりゃいい……?」「……抜いて」 考えるジェイクに、シェリーは苦しそうに言った。正気を疑う目で、ジェイクはシェリーを見返す。 モノが刺さった傷は、抜いたら出血が激しくなる。これは常識だ。このサイズの傷では、間違いなく死ぬ。 それでも、シェリーには錯乱などの兆候は見られない。正気で言っているのだ。ジェイクはそれを信じて、破片を抜いた。 すると、シェリーの背中にざっくりと開いた傷口は、みるみるうちに消えた。衣服の破れ目以外、痕跡は見当たらない。 「……マジかよ。俺の血より、アンタを研究したほうが世界の役に立つんじゃねぇか?」 「……研究はされたわ。嫌というほど」 ジェイクの、驚きからこぼれた不謹慎な軽口に、シェリーは暗い顔をして答えた。 シェリーは、落とした端末を拾い上げて操作した。……そしてすぐに異常に気づいた。ジェイクのデータがない。 墜落のショックでチップが散乱してしまったらしい。幸い、落下した位置は発信機のおかげで把握できている。 吹雪の雪山だが、捜索に支障はない。偶然山小屋も発見した。早く捜索を終えて、あそこで休息をとろう。 雪山を捜索中、まるで彫刻の作りかけのような、人型のおぞましい“なにか”を発見した。 「ジュアヴォの成れの果て、“サナギ”みたいなものよ。そして最後は……怪物に生まれ変わる」 シェリーのその言葉に答えるように、サナギの背中が開き、おぞましいクリーチャーが飛び出してきた。 「……抗体とやらに心から感謝だぜ」 ジェイクは、珍しく皮肉抜きで呟いた。 メモリーを拾い集めて、山小屋に入った。外の吹雪は強くなる一方で、止むまでは行動の起こしようがなかった。 沈黙の重さにいたたまれなさそうなシェリーを察して、ジェイクは彼女の身体の秘密について、話題を振った。 彼女はまだ幼い頃の過酷な体験を語った。14年前……1998年にラクーン・シティで起こった、あの惨劇のことを。 彼女にとって、それは家族を失った思い出だが、しかし同時に、かけがえのない友人と出会った思い出でもあった。 「命懸けで守ってくれたレオンとクレアを見て思ったわ。どんなに悪い状況でも、決してあきらめてはいけないんだって」 ……感傷的なムードは、突然の銃声で打ち破られた。マシンガンやスノーモービルで備えたジュアヴォの集団に包囲されている。 「……悪い状況だ。篭城戦だぜ」 374 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/19(土) 13 47 03.36 ID sTdhb+xk0 爆弾、銃撃、スタンロッド。猛攻を受けるが、凄腕の傭兵であるジェイクは難なくそれらを撃破する。 が、敵はクリーチャーだけではなかった。爆発音のせいで、雪崩が発生したのだ。スノーモービルを奪って、急いで逃げ出す。 「雪崩にまで追われるなんてな! 神サマにも見捨てられたか!?」 「心配しないで! 私だけは絶対に見捨てないから!」 モービルで一気に突っ走り、最後はモービルでジャンプし、それを踏み台にもう一段ジャンプ。走って走って、洞窟へ入った。 運よく、雪崩は洞窟の入り口で止まった。氷解や岩石が詰まってくれて、かつ洞窟が崩れないでくれた。本当に幸運だった。 洞窟の出口を探して少し進むと、すぐに明らかに人工の扉が見えた。なにかの施設の一部らしい。これなら出られそうだ。 ……しかし、ドアを開けた先には…… ウスタナク。まだ生きていたようだ。だが、何かを待っているようにじっと動かない。 周辺には、なにやら青い光を放つ虫のような生物。そこにジュアヴォが近づいて虫の光に触れたら、捕縛者は一気に動き出した。 ジュアヴォを掴み、握り潰し、放り投げる。……どうやら、虫状のお供クリーチャーを用いて敵を探索する機能もあるらしい。 虫の光に触れないようにしながら、そっと先に進んでいく二人。 ようやく抜け切った……と思いきや、凍結した床を踏んだとたん、音に反応したウスタナクに見つかってしまう。 「ちくしょうめ、走れ!」 結局は全力疾走だ。狭い隙間にスライディングで滑り込み、一時的に逃げ切ることに成功。 しかし、外に出るためにはカードキーが必要だ。さきほど哀れにも被害に遭ったジュアヴォの死体がカードキーを握っている。 虫の視界に入らないように、また凍結した床を踏んで音を立てないように、慎重に二手に分かれた二人。 ジェイクがリモコン爆弾でウスタナクの気を逸らしている隙に、シェリーがジュアヴォの死体からカードキーを回収、再合流。 ドアのカードキー認識音に反応し、突っ込んでくるウスタナク。二人はすばやくドアを閉める、が、巨人の馬鹿力は抑えられない。 次々と重厚なロックがかかったドアを開けては先に進む二人。次々とドアをぶち破っては追いかけてくるウスタナク。 このままではいずれ追いつかれる……そう思ったとき、二人はあるものは発見した。それは……岩石掘削用の重機。 早速乗り込み、起動する。さすがの不死身の巨人も、大型重機のパワーには勝てず、巨大ドリルに貫かれた。 ようやく洞窟を抜け出した二人。シェリーの味方との合流地点はもうすぐだ。敵の待ち伏せがあったが、慌てず応戦する二人。 だが背後から、まだ生きていたウスタナクが襲い掛かる。殴られてシェリーは吹っ飛び、ジェイクは叩き付けられた。 動けないジェイクに、謎の女が近づいてきた。短髪のアジア女性で、雪山だというのに露出が多い青のドレス姿だ。 「……よお、誰かと思えば、栄養剤配ってた姉ちゃんか」 「あなたがウェスカーJr?」 ジェイクの呼びかけを無視して、謎の女……【エイダ・ウォン】は勝手に話を進めた。 「アルバート・ウェスカー。世界の破滅を目論んだ、素敵な大馬鹿者。あなたのお父さんよ」 エイダは、謎解きのパズルピースを残すように、それだけを言い残した。そして合図を出して、そのまま引き上げていく。 それに答えるように、ウスタナクは大きな足を振り上げて、そして、ジェイクの上へと……。 375 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/20(日) 19 25 16.46 ID BMLs5R5+0 【ジェイク編】 CHAPTER 3 ……それから半年。ジェイクらは、謎の組織に監禁されていた。白い床、白い壁、白い扉。白一色の奇妙な施設であった。 2013年6月30日。今日も今日とて、スーツ姿で京劇の仮面をつけたジュアヴォたちが、ジェイクを移送すべく扉を開ける。 半年の間、何度も繰り返された光景。だが、今日はいつもとは違う日となった。 「……そろそろいいか。オマエらのことも大体分かったし」 ジェイクは流暢な中国語でそう呟き、手錠をつけられたまま戦える格闘技「カポエラ」の要領で、ジュアヴォに襲い掛かる。 彼の生い立ちから考えて、中国語やカポエラを正式に学んだことがあるとは思えない。 中国語に関しては、施設に閉じ込められている間に構成員たちが交わす会話を聞きかじっただけでマスターしてしまったのだろう。 カポエラについても、おそらく真似しただけか、あるいは存在も知らずに適当にやったらそれっぽくなっただけなのかもしれない。 いずれにせよ、彼の知能と身体能力が驚異的であることを示しているといえる。 呆気にとられるジュアヴォたちをよそに、倒した見張りから手錠の鍵と端末を奪ったジェイクは、ジュアヴォたちを挑発した。 そのまま全員を素手で殴り倒すと、電源装置の鍵を奪い取り、監禁施設の電源を落とす。そして、脱走を開始した。 別の場所で同じく監禁されていたシェリーも、停電に乗じて脱走を始めていた。 敵の館内放送でそれを知ったジェイクは、道中で発見したマシンガンつきの監視カメラの操作装置を使い、シェリーの援護をした。 シェリーが、監禁施設エリアを抜けるドアのロックを解除した。ジェイクもカメラでそのコードを盗み見て、ドアを開ける。 そして二人は合流する。シェリーを発見し、思わず顔に喜色を浮かべるジェイクだが、ふとあることに気づいて慌てて目を背けた。 ジェイクの反応を見て、自分が薄手の白衣1枚しか着ていないことを思い出し、シェリーも慌てて見られないように隠れた。 ラブコメばりの気まずい雰囲気だったが、ちょうどそこはロッカールームだったので、二人とも衣服を整えることにした。 偶然だろうか、半年前に奪われた装備もあった。有難く回収し、身につけることにする。 手持ち無沙汰に、雑談をした。今わかっていることは、ここは中国のどこかにある、ネオアンブレラの施設であることだけだ。 ジェイクが盗み聞いたところによれば、連中は、彼の体の抗体を用いてC-ウィルスを強化する研究をしているらしい。 376 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/20(日) 19 25 50.34 ID BMLs5R5+0 事の重大さに驚きつつ、他に何か聞いたことはないか、と尋ねるシェリー。その言葉に、ジェイクは表情を曇らせながら答えた。 「……アルバート・ウェスカーって知ってるか?」 シェリーは誤魔化そうとするが、下手な演技は簡単に見破られた。 ジェイクは「……知ってたんだな」と不機嫌に呟く。 アルバート・ウェスカー。旧アンブレラの「ウェスカー計画」で造られた、人工の天才。 知的・身体的素質の両面において超人的であるだけでなく、さらにはあらゆるウィルスに対する抗体と適合力を持ち合わせている。 3年前、バイオテロにて世界を滅ぼす一歩手前まで行ったものの、凶悪ウィルス「ウロボロス」によって怪物と化して死亡したという。 「俺はてっきり、おふくろを捨てたただのチンピラだと思ってたぜ!」 ジェイクは叫んだ。 彼は怒っていた。いままで知らなかった自分の父親の秘密に。シェリーが、それを知っていながら隠していたことに。 欲しくて貰ったわけではない「呪われた血」に。望みもしないのに戦いに巻き込まれ、こうして拉致されたことに。 そして…… 父親に捨てられ、生きていくことに希望も信念もないまま傭兵になるしかなかった、自分自身の境遇に。 ジェイクのその言い分を聞いて、シェリーは複雑な心境に至った。二人の境遇は、あまりにも似ていた。 彼女の父親はアンブレラの幹部研究員で、あのラクーン・シティ事件を引き起こし、自らにウィルスを投与して怪物となった。 そして彼女はその父親に襲われて感染、「呪われた血」を持つ身となった。望まない生活を続けてきたことも、同じだ。 だが彼女は幸運にも、レオンとクレアに出会った。その経験が、彼女に強い希望と信念とを与えていた。 だから彼女は、政府からの長い研究にも耐えたし、その後はエージェントとなって自分の力で道を切り開くことを選んだ。 シェリーには、戦う力を持ちながら、自分で道を選んで切り開いていくことをしないジェイクが、身勝手に思えた。 だから、少し苛立ちをこめて、言った。「あなたと父親は関係ない。信念が持てないのは、自分の問題だわ」と。 衣服と装備を整え終わった二人は、脱出を再開する。例のごとく、研究所エリアを抜けると、まるで趣が異なる建物となった。 いかにも中国風なゴテゴテとした飾りに溢れた豪邸である。その規模に驚きつつも、二人は足を止めずに進み続ける。 警備隊のジュアヴォとときおり交戦しつつ進んでいくと、ロビーのような場所に出た。大きな扉は、おそらく玄関であろう。 そのドアを抜ければ外に出られるだろうが、この状態で外に出ても二人は孤立無援である。 「上層部の指示を仰がないと、外へ出ても行き場がないわ」 「その通りだな。どこかで連絡取り合うのが先か」 二人は脱出よりも、通信設備の探索を優先することにした。 377 :Biohazard 6◆l1l6Ur354A:2013/01/20(日) 19 26 21.11 ID BMLs5R5+0 ロビーにおいてあるデカくて福福しい銅像に、硬貨の投入口と、なにか注意書きがあるのが見えた。 どうやら、職員のIDメダルを投入する仕掛けらしい。道中倒したジュアヴォから奪ったものがあったので、入れてみる。 すると、仏像が稼動して、閉じていた道が開いた。 「……なるほどな、だいたいわかったぜ」 邸内を走り回ってメダルを集め、再びロビーに戻ってきた二人。仏像にメダルを入れると、通信室のドアが開いた。 そこはこの施設のデータ管理室もかねているらしく、半年間の実験データもそろっていた。運良く、通信端末も見つけた。 ジェイクおよびシェリーに対する様々な実験のデータを回収しつつ、上司に連絡を取るシェリー。 「今、中国にいるって。助かったわ。行きましょ、もう用はないわ」 シェリーが言い、ジェイクも同意した。 さきほどは後回しにした玄関を、今度こそ遠慮なく通ろうと、近づいた、そのとき。 轟音を立てて、戦車が突っ込んできた。戦車といい、豪邸を贅沢に破壊する行為といい、資金には困っていないようだ。 遠慮なく主砲をぶっぱなしてくる戦車。当然太刀打ちできないので、施設の奥へと逆戻りするしかない二人。 ひたすら奥まで逃げたところで、人工庭園に出た。ジュアヴォの待ち伏せに遭い、さらに戦車も追いついてきた。 なんとか逃げる方法はないかと、ジェイクは自慢のアクロバットで、普通は届かない離れたビルへと飛び移る。 そこには真っ赤なスポーツカーと、真っ赤なスーパーバイクがあった。ジェイクは迷わずバイクを選び、エンジンをふかす。 シェリーの元へと向かい、後ろに乗せると、ここでもまた天才的な運転技術を披露して、戦車を振り切って脱出した。 二人を乗せて、バイクは走る。目指すは、シェリーの上司との合流、そして国外脱出だ。
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登録日:2015/05/05 Tue 18 13 34 更新日:2024/05/04 Sat 11 16 26NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 あいつもイルカだったんだ つまり、こうだ、ジェイクがニンジャスレイヤー アウトロー カオス回 サイボーグ ジェイク ニンジャスレイヤー ラッキー ラッキー・ジェイク 翻訳 誤訳 賞金首 間違い 「そうだな、俺はきっと、ニルヴァーナにゃ入れないよ」 ラッキー・ジェイクは、Twitterで絶賛翻訳/連載中のweb小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物である。 ◆概要◆ 違法生体LAN端子インプラント手術を受けるためネオサイタマへ不法入国した外国人。 闇サイバネ医者と支払い方法でトラブルを起こし賞金首となったばかりか全財産まで失ったが、辛うじて生き延び、様々な非合法ビズをこなしながら帰国のチャンスをうかがっている。 ボッタクリ・バーからの脱出のため発砲したりもする犯罪者ではあるが切り捨てた方が有利でも組んだ相手を助けようとしたり一概に悪人とも言い切れないアトモスフィアの持ち主。 ◆外見◆ 身体の各所に重サイバネが施されており、防弾処理+防衛トラップ内蔵の上にフェイクスキンを貼った強化胸郭を 2ヵ国語で「SHOOT撃つ↑」と書かれた強化Tシャツで覆い、耐重金属酸性雨ダスターコートで装備を隠している。 人種などは明言されていないが、ニンジャスレイヤーと比べた場合「豚でも見分けがつく」(が、ラリっている人間には大して変わらない人相に見える)という。 書籍版では、アーノルド・シュワルツェネッガーめいた筋肉質の金髪男性。 脳内には言語変換UNIXが埋め込まれてほぼリアルタイムで流暢な日本語の会話が可能。 ◆戦力◆ 強化頭蓋にサイバネアイ、LAN直結型拳銃、電磁ドスダガー、各種グレネード、他にも人間離れしたアクションを見せたことがある。実際相当なワザマエ。 幼少の頃から格闘技を習い、密入国後はネオ・ロポンギの殺人カラテ・ドージョーで1ヶ月間の集中トレーニングを受けて、並のブラックベルト相手なら互角以上に戦える。 現状ニンジャには一方的に敗れているものの、戦術によってはサンシタなら充分討ち取れるのではないかとヘッズからも噂される。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ◆なんか◆ ……とノワール映画の住人めいたアトモスフィアの彼だが、ヘッズからはネタキャラ扱いされることも多い。 一つは前述の脳内UNIXによる翻訳。彼が多用するスラングをうまく翻訳できず、 肝心な場面で忍殺語をも超えた何かになってしまうのだ。 「前後している!庶子!」 「貴方自身を前後しなさい!」 「ヤギ前後!」 (恐らくFuckin' bastard!とかGo fuck yourself!とかgoat fuck!とか言いたいものと思われる) 原文でどう表現されているのかが疑問だが、作中人物にはこれらの発言が直接突っ込まれることなく普通に会話が続いているので、もしかするとほんやくチームのアドリブなのかもしれない。 ……と、思われていたが、『アンエクスペクテッド・ゲスト』で「俺は何度もヤギ前後(goat fuck=滅茶苦茶な状況)を経験してきた」という発言を聞いた日本人医師がジェイクを「獣姦が趣味と思われる男」と誤解して、「私も以前から興味があった」と神妙に答えたため、作中人物にとっても奇妙なものと思われているようだ。 「スラングを文字通りに受け取る」というだけなら同じ言語同士でも割とよくあるギャグではあるが、同じエピソードで「自動翻訳スラングを聞き、相手が悪名高きラッキー・ジェイクだと判断する入所者」がいるので、 原語版でもジェイクの個性と表現されているとみて間違いないだろう。 そして最大の問題が彼の登場するエピソード。 『ナイス・クッキング・アット・ザ・ヤクザ・キッチン』 『マグロ・サンダーボルト』 『デッド・バレット・アレステッド・ブッダ』 『アンエクスペクテッド・ゲスト』 何も知らなくてもタイトルだけで嫌な予感がする人もいるだろうが、この4篇はニンジャスレイヤー屈指のカオス回なのだ。 彼自身は(むしろ一部を除いた他の登場人物も)至ってシリアスなのだが、各自が己の立場で最善を尽くした結果、全体像がなんだかわけのわからないことになってしまうのである。 また転落人生を送っていた人物が何故かこのケオスの中で覚醒し、輝くこともしばしば。 ◆戦歴◆ 『ナイス・クッキング・アット・ザ・ヤクザ・キッチン』 昔の女モモコに会いに行ったところを賞金稼ぎミコチに襲撃され、モモコを殺されてしまう。 命からがら身を隠したテッパンヤキ・バーがクローンヤクザとカラテマンのぼったくり営業であったため逃走計画を立てるが、さらにクローンヤクザが来店。 神経ガスグレネードとLAN直結型拳銃でクローンヤクザは片付けたが、カラテマンの正体はアマクダリ・ニンジャ、ブラックシープであった。 敵対組織の刺客と疑われたジェイクはサイバネ化していない耳を鉄板で焼かれる拷問を受ける。 次々と訪れるクローンヤクザに驚く様子を見てようやくただの偶然だと納得してくれたブラックシープだが結局、サンズリバーの渡し賃代わりに自らこの店の真実を明かし、ジェイクを殺そうとする。 ブ「ここは我らアマクダリ・セクトがネオサイタマ各所に隠し持つ、クローンヤクザ・アウトポスト……通称ヤクザキッチンのひとつだ!」 ジ「ヤクザ…キッチン…だと?」 ブ「違法飲食店に偽装しているのだ!」 だがすんでのところでクローンヤクザに変装して来店したニンジャスレイヤーが乱入し、ジェイクは辛くも脱出する。 その直後、瀕死状態で賞金稼ぎと再び遭遇し、窮地に陥るも何とか射殺。そのままブラックシープの爆発四散を見届け、ネオサイタマの闇へと消えていった。 『マグロ・サンダーボルト』 大トロ粉末の運び屋をしていたが、その仕事は「最高に笑える死に方」でジェイクを始末しようと、一定の速度で走り続けないと爆発する装置を準備したサムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクランの罠に追い詰められていた。 逃走中、路傍で死にかけている男を見つけて服を着せ替え、追手と相打ちになったようにセッティング。 その男はジェイクとは全く似ておらず、本来わずかな時間しか稼げないはずだったが、 捜索担当のグレーターヤクザ・ハシバが先行きの不安からイルカの脳波を抽出した電脳麻薬でラリっていたためその場を切り抜け、 武器の補充のために裏で銃器や薬物も取り扱っている運動機器とビデオの店を訪れ大トロ粉末で銃を買おうとするが、 折り悪く立ち寄っていたサムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクランのレッサーヤクザ・アベに捕獲され、店にあったそういうプレイ用の手錠をかけられる。 内蔵武器を警戒したアベはさらに店主に拘束衣も要求したが、品切れのため代用として何故か特殊プレイ用のイルカの着ぐるみを着せられ、組事務所へ運ばれる。(*1) だがそこにはジェイクと間違えられて前述の装置を取り付けられ死にそうな目に遭ったニンジャスレイヤーの突入と急な呼び出しの裏の意図を邪推したハシバが引き込んだ敵対クランのカチコミでもはや誰もジェイクなど気にする者はおらず、 アベに盾にされて倒れていたところを撤退するハシバにいつもの幻覚と間違われて電脳麻薬工場へ連れ出され、拘束を外されるとハシバがこの一件について何か変な理解をしていることに気付いて一人スラム街へと逃げた。 なおニンジャスレイヤーは元凶二人とニアミスしていたことなどつゆ知らず、手柄目当てに途中で割り込んできたアマクダリ・ニンジャを首謀者と断定し(事情の説明も 「斬新な命乞い」扱いし)てひたすらマウントパンチを決めていた。 『デッド・バレット・アレステッド・ブッダ』 「偽札を刷る騒音で自分の安眠を妨害するブッダを逮捕した」と主張する男が、大型ショッピングモール・コケシマートに立てこもるという事件が発生。 犯人が要求した身代金3億円を政府から強奪することを目論むアウトロー集団の中に、ジェイクの姿もあった。 現金輸送車へ向かう途中でブッダ暗殺を企むブラックメタリスト軍団と交戦し、やむなく当初の予定とは違う形で立てこもり現場へ逃げ込むが、頭部を破壊するまで倒れないゾンビと遭遇。 助けを求める先客からの連絡で、ゾンビがコケシマート内に大量にいること、3億円が既に運び込まれていることを知る。 一旦は先客を見捨てるジェイクとアウトローズだったが、3億円を運び込んだアマクダリ・ニンジャ、サクリファイサーと彼の作り出すゾンビに追われ合流。 金目当てのススム、ジェイク、クウェルト555とブッダ救出に来たセキトリの4人パーティーでゾンビをゲームの攻略記事みたいな地の文の表現で殺しながら進む。 主力のセキトリがサクリファイサーのスリケンで負傷する中、唐突に現れたニンジャスレイヤーに救われ犯人を射殺。 ネオサイタマへの未練はアソビ・パブで出会ったオイランのコナミくらいしかなく、3億円を手に入れたら故郷へ帰ると公言していたジェイクだが、 ブッダに被せられていた麻袋を外してその正体を知ってしまい、分け前の1億を手に入れると他の2人と別れてセキトリと同行、隠蔽に努める。 無数のゾンビとの死闘の果てに人生の意味を悟り安らかにニルヴァーナへ行くセキトリを看取ると、立てこもり犯に変装し、ブッダと共に犯人が要求したオキナワ行きのジャンボジェット機へ向かった。 なお.実力・人格共に人気の高いニンジャが過去に、オキナワで悠々自適の生活をすると言い残してフェードアウトしている(デス・ノボリ)ため、ファンは気が気でなかったとか……。 『アンエクスペクテッド・ゲスト』 そしてあっさりとオキナワで警察にとっ捕まり、中洲に建てられたスガモ重犯罪刑務所に投獄される。 刑務所内で、かつて賞金稼ぎとして投獄した連中に付け狙われる日々を送っていたが、そこにヨロシサン製薬の怪獣めいたバイオニンジャ「カンゼンタイ」を載せた空輸機が墜落。過去のエピソードで投獄されたヤクザたちや、偶然立ち寄っていたネオサイタマ市警の問題児連中が「カンゼンタイ」退治に総力を尽くす中、混乱に乗じてちゃっかりオキナワに逃れたブッダに預けておいた一億円を返してもらうべく、薬の横流しがバレかけてヤバい刑務所付きの医師と協力し脱獄を図った。 登場するたびに碌な目に合わないが、ニンジャと2度交戦して2度ともニンジャスレイヤーに助けられる形になったのは実際ラッキーな。 一度ニンジャスレイヤー史上に残る大ピンチを招いているのに 『クルセイド・ワラキア』 それから10年後。かつてルーマニアと呼ばれた国、ネオワラキアの鉱山都市では、世界各地から流れてきたアウトローやヨタモノや熟練工やハッカー達が一攫千金の夢を追い求め、危険と隣り合わせのタフな採掘生活を送っていた。その中にはジェイクの姿もあった。 ネオワラキアでは吸血鬼ブラド・ツェペシュが蘇ったという噂が流れていたが、ある日その噂の本人が自ら放送配信を行い、自らがニンジャだと明かす。 更には吸血鬼を滅ぼし、堕落市民を浄化せんと、<教会>が武装企業と人工太陽を引き連れて鉱山都市へ襲撃を仕掛ける。 人工太陽の光と熱で採掘者や市民は自然発火していき、ブラドの部下である吸血鬼ニンジャも再生能力が働かず苦戦を強いられる。その際にスガモでの経験を話して仲間を勇気づけようとしたが、当然のごとく作り話だと思われていた。ナムサン! ニンジャすら手が出ない状況を見てジェイクも死を覚悟するが、そこにブラド・ツェペシュが現れて民を吸うべく人工太陽へ向かっていく。 人工太陽の電源を採掘場から取っていることを目撃していたジェイクと採掘チームメイトは、この隙に吸血鬼ニンジャと共に電源ユニットへ攻撃を仕掛けた。 最終的に人工太陽は無力化され、ブラド・ツェペシュの前に<教会>の戦力は壊滅、ネオワラキアは救われた。 そしてジェイクとチームメイトには勲章が授与された。 日本国外が舞台なので一部個所を除いてUNIX翻訳を使用しておらず、スラングも「ヤギのファック」「ファッキンバスタード」などとそのまま発言している。 その後は久々にネオサイタマへ行こうかと語っている。正直ケオス回になるので来ないでほしい 後日譚として、ネオサイタマ行きのボディーガードとして雇われるためにネオサイタマの知識(ニンジャやオフィス用殺人トラップ)を語る姿と、 ネオサイタマの情報屋の店でオキナワ旅行用の偽造パスポートを注文している姿が僅かに描かれている。 前者ではジェイクとは明言されていないが、当人が語るニンジャに襲撃された経歴と奇妙なUNIX翻訳スラングからジェイクで間違いないだろう。 まだネオサイタマに滞在しているのか、それともオキナワへ出発したのかは語られていない。 追記・修正はラッキーな人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 前後しなさい! -- 名無しさん (2015-05-05 18 42 25) 庶子! -- 名無しさん (2015-05-05 18 54 03) ついにこいつの記事がw -- 名無しさん (2015-05-05 20 14 27) 「とびきり卑猥なヤブサメ・ビデオはある?」もなかなか頭のうにわるい -- 名無しさん (2015-05-05 20 58 58) 主人公であるニンジャスレイヤー=サンの相棒であるナンシー=サンやガンドー=サン、ライバルであるダークニンジャ=サンよりも先に記事ができるとは…テストに出ないよお…… -- 名無しさん (2015-05-06 00 35 23) 灰色のツナギを着てコケシマート麻袋を被せられていたとはいえブッダ扱いに誰も疑問を持たなかったコナミだが、大仏を女神像だと思っていた西洋人は実際いたらしいhttp //www.flickriver.com/photos/22081105@N03/3367121173/ -- 名無しさん (2015-05-06 10 07 23) おもしろ黒人をイメージしていたがむしろ「融通効かなくて場違いなこと言うロボ」のイメージだったのか -- 名無しさん (2015-07-26 05 09 51) この人が交戦したニンジャって、3部フジキドがガチで殺しにかかって割と長時間持ちこたえてる、地味な実力者のような気が… -- 名無しさん (2015-08-21 21 02 09) 「見~つけたァ♪」の人ぐらいなら隙をつけば倒せそうな気がする。…っていうか、この異様に完成度の高い記事はなに? -- 名無しさん (2015-10-10 23 20 34) …オキナワにはそう長くいられなかったみたいね。むしろオキナワよりもっとサツバツとしたとこに連行されてた。 -- 名無しさん (2015-11-04 10 53 24) アイエエエ・・・カンゼンタイ案件になんて -- 名無しさん (2015-11-04 11 14 04) どこぞの希望厨めいた悪運よな・・・ -- 名無しさん (2015-11-04 11 15 17) オメガ=サンとゴッドハンド=サンがトンチキ時空に引きずりこまれなくてよかった…ヤマヒロ=サン?彼なら狂気への耐性があるから(彼狂 -- 名無しさん (2015-11-04 21 30 21) ついに獣姦が性癖だと勘違いされるようになってしまった…… -- 名無しさん (2016-01-10 18 34 57) どこぞの希望厨とは別の意味で一緒にいたくないヤツである。 -- 名無しさん (2016-01-10 22 27 15) 獣姦と前後するマッポの制服を着るのが趣味の男 -- 名無しさん (2016-01-21 11 42 08) なんかよく判らん内に命を燃やし尽くす最善へと眠れる奴隷だった犯罪者達を導いていく。実際ジーザス、或いはトーテム -- 名無しさん (2016-01-28 10 20 32) カブセ先生の登場でこの説は崩れたな。やはり作者はにほんじn……>原文でどう表現されているのが疑問だが、作中人物にはこれらの発言が直接突っ込まれることなく普通に会話が続いているので、もしかするとほんやくチームのアドリブなのかもしれない。 -- 名無しさん (2016-01-30 06 48 14) クソ装置の仕様を考えるに、この男は「並大抵の爆発に耐え、100km/h近くで走りながら並のセキュリティならハッキングで解除しかねない」と思われてるってことか… -- 名無しさん (2016-09-04 15 50 17) 現実とは異なる常識を持った忍殺世界の人々を更にどうしようもなくトチ狂った世界に軒並み叩き落とすと言うある種ギャグ補正とすらいえぬ史上最強の力の持ち主かもしれない -- 名無しさん (2017-01-15 17 59 40) なんか出世してる。こんな強豪が出てるエピがこれからケオス化するのか…… -- 名無しさん (2018-02-25 16 51 20) マグロ~のあらすじが、何ひとつ間違っていないのに全く訳がわからないw -- 名無しさん (2018-02-28 20 41 59) 短編のヤクザキッチン以外、登場したエピは全部名作のすごい人。ええ、全部名作です。マグロに含めて。 -- 名無しさん (2018-02-28 21 02 54) ジェイクの項目のためか、ワラキアのあらすじがすっごい大事な事に触れてないんだよね。そこがまたいいんだけど。 -- kiramaru1025 (2019-01-30 12 54 46) なんで お前が ワラキアに ? -- 名無しさん (2019-02-23 13 11 00) 最初ハシバはなんか因縁ありそうな態度だったが、実際会ってもお互いそんな様子はなかったから、サムライヘルムクラン内で悪名が轟いてただけかな? -- 名無しさん (2022-10-28 20 48 58) 名前 コメント
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(じぇいくのぱんつ)【Jake s underwear】 ジェイクが穿いている下着。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり 妖精がクモの巣の糸で作ったらしく、非常に薄いため目視は困難。裸のドニーの「お前も何か穿けよな!」との指摘を受け、穿いているパンツを軽く引っ張ってみせた。(#10-B) なお、“魔女の庭”(#07-B)でジェイクが穿いていたブリーフは、彼のものではなく庭の魔女の呪いによるものと思われる。 タグ:アイテム・ツール
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(じぇいくのけん)※作中では言及されていません【jake s sword】 ジェイクが使っていた武器。柄が長く刀身が幅広で短い両手剣。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり 普段はほとんど携帯していない。ツリートランクの家の前のリンゴ園にて、リンゴを切って遊ぶ際に使用していた。(#03-B) キューティー軍団に盗まれそうになった。(#27-A) タグ:武器・防具
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【種別】 登場人物・出演俳優(TVシリーズ レギュラー登場人物) 【名前】 JK(ジェイク) 【よみがな】 じぇいく 【キャスト】 土屋シオン 【登場話】 (第1クール)第1話、第2話、第3話、第4話、第5話、第6話、第7話、第8話 仮面ライダー部 (天ノ川学園高校では非公認の部活動)如月弦太朗 (仮面ライダー部の創設者で仮面ライダーフォーゼに変身して戦う) 風城美羽 (部長) 城島ユウキ (部員第1号) 歌星賢吾 (部室(ラビットハッチ)管理? 父の遺産であるアストロスイッチの所持者) 大文字隼 (パワーダイザーのパイロット) JK(ジェイク) (チャラい情報収集担当) 【キャラクター】 天ノ川学園高校1年生。JK(ジェイク)の通り名売っている学園の情報通。 【名称の由来】 本作「仮面ライダーフォーゼ (平成仮面ライダーシリーズ第13作)」は仮面ライダー生誕40周年記念作品としての冠がつく。今回レギュラー出演する登場人物はそれぞれ仮面ライダーシリーズの作品の主人公の名前を様々な形で変化させている。 JK(ジェイク)のJKは仮面ライダーXの主人公の神敬介のイニシャルからである。 【関連するページ】 MOVIE大戦 MEGAMAX フォーゼ編(仮) MOVIE大戦 MEGAMAX フォーゼ編(仮) 登場人物 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGAMAX 仮面ライダー部 土屋シオン 城島ユウキ 大文字隼 如月弦太朗 新田文博 歌星賢吾 登場人物・出演俳優 第11話 第11話、第12話登場人物 第13話、第14話登場人物 第15話、第16話登場人物 第17話、第18話登場人物 第1話 第1話、第2話登場人物 第27話、第28話登場人物 第29話、第30話登場人物 第2話 第3話 第3話、第4話登場人物 第4話 第5話、第6話登場人物 第9話、第10話登場人物 風城美羽
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ジェイク 《出典作:ファイナルファイト、ファイナルファイトONE》 VS. 対アクセル【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「ガードの堅さは健在ってとこか。…おっ、そのジャパンの清涼飲料水まだ売ってるのか」 ※投稿・K131 対アクセル・ホーク【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「俺の仲間にもアクセルって奴がいるが、その程度じゃ奴のガードを崩せんよ」 ※投稿・K131 対アビゲイル【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「小難しい事は考えなくていい!俺はあんたのキスもハグもノーサンキューだ!」 ※投稿・K131 対イーグル【ストシリーズ:CAPCOM】 「ヒゲ面だからって誤解するな!俺にそっちの趣味はない!」 ※投稿・K131 対エディ・E【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「マッドギアがなくなっても、あんたは変わらないな」 ※投稿・K131 対エルガド【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「小難しい事情は詮索しないぜ」 ※投稿・K131 対ガイ【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「俺をあの頃と同じしがない用心棒崩れと思ったか?ニンジャとは思えない慢心だな」 ※投稿・K131 対ギース・ハワード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「サウスタウンを牛耳るあんたの噂は聞いていたが…俺に負けるようじゃ帰った方がいい」 ※投稿・K131 対キング【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「バウンサーでモノを言うのは腕っ節だ。女に務まる甘い稼業じゃない」 ※投稿・K131 対G・オリバー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「変わってねぇな…その偉そうな態度もモミアゲも」 ※投稿・K131 対警察官【プロ野球?殺人事件!:CAPCOM】 「治安のいいジャパンのポリスじゃ、メトロシティで一時間も生きていられないぜ」 ※投稿・K131 対コーディー【ストシリーズ:CAPCOM】 「小難しい事ばかり考えてそうなっちまったのか?悲しいな…メトロシティの英雄さんよ」 ※投稿・K131 対コーディー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「へっ、相変わらずいいパンチしてやがる。それでこそ張り合いがあるってもんだぜ」 ※投稿・K131 対J【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「相変わらずキレのいいステップとジャブだ。摂生は忘れてないようだな」 ※投稿・K131 対シモンズ【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「女房子供がいても戻ってきたか…。変わらないバカで安心したぜ…おまえも俺も」 ※投稿・K131 対スラッシュ【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「最初誰だかわからなかったぜ。プロ意識の高いおまえが前髪なんて伸ばしてどうしたんだ」 ※投稿・K131 対ソドム【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「…ジャパニズムの講義はまた今度にしてくれ。小難しい話は苦手なんだ」 ※投稿・K131 対ダグ【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「俺は小難しい事が嫌いだが…おまえはちょっとぐらい考えた方がいいぜ」 ※投稿・K131 対ダムド【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「あんたの口笛で動いてた頃が懐かしいな。だが、一対一の勝負に感傷は無用だ」 ※投稿・K131 対TWO.P【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「小難しいこたぁいいじゃねぇか。また俺達とつるんで昔のように暴れたい…そうだろう?」 ※投稿・K131 対トレーシー【闘神伝2(AC版):CAPCOM】 「ダーツでブルズアイを狙うより簡単だ。おまえさんのようなじゃじゃ馬をあしらうのはな」 ※投稿・K131 対テリー・ボガード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「メトロシティは暴力と死が支配する街だ。サウスタウンなんかと一緒にしない方がいい」 ※投稿・K131 対マイク・ハガー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「故郷で静かに暮らせ…か。また血が騒いじまったんだよ」 ※投稿・K131 対ハリウッド【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「披露してもらうのは歌と踊りだけでいい。ナイフ捌きはこちらの身がもたん」 ※投稿・K131 対ビル・ブル【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「俺はビールがあればそれでいい。オリジナルカクテルは視界の外で好きなだけ飲んでてくれ」 ※投稿・K131 対ヒューゴー【ストシリーズ:CAPCOM】 「小難しい事が嫌いな俺が言うのもなんだが、たまにはパズルでもして頭の体操はしろ。な?」 ※投稿・K131 対ブレッド【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「まだ車の件を引きずってるのか。愚痴ぐらいなら聞いてやろうか?メシ代はおまえ持ちで」 ※投稿・K131 対ベルガー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「お、お元気そうで何よりですボス。噂じゃゾンビやサイボーグになったと聞いてましたから」 ※投稿・K131 対ポイズン【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「ずいぶん名を売ってるようじゃないか。…俺か?相変わらず小難しい事は考えたくないんでな」 ※投稿・K131 対Mr.BIG【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「兵隊集めかい?俺はあんたみたいな弱いボスの下につくのはお断りだがな」 ※投稿・K131 対リチャード・マイヤ【餓狼伝説:SNK】 「俺の腕っ節はどうだい?用心棒としては合格だと思うが」 ※投稿・K131 対ロキシー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「ポイズンの噂はあちこちで聞いてたが…おまえも元気そうで何よりだ」 ※投稿・K131 対ロレント【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「OK!OK!理想国家の素晴らしさはよくわかったよ!(昔よりひどくなったな…)」 ※投稿・K131 対ワン・フー【ファイナルファイトシリーズ:CAPCOM】 「今夜はカラアゲをつまみにビールで一杯やりたいぜ。おまえさんのおごりでな!」 ※投稿・K131 &.
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名称 MAP トレジャー 必要AP 上限人数 制限時間 報酬(Sh) 報酬(Exp) 報酬(ソウル) 報酬(その他) 出現塔魔 ジェイク I MAP 2 1 1 30分 - 44600 - - 浸食防衛システム、記憶保護システム ジェイク II MAP 2 1 1 30分 - 47000 - - 浸食防衛システム、記憶保護システム ジェイク III MAP 3 1 1 30分 - 50000 - - 浸食防衛システム、記憶保護システム ジェイク 深層 MAP 4 1 1 30分 - 58800 - - 浸食防衛システム、記憶保護システム 占有専用MAP。 賞金首、統治者なし。出現する塔魔はドミネートしない。レアドロップは刻印石ではなく「記憶の断章」。 トレジャーシンボルで手に入るアイテムは「記憶の断章」のみ。 コメント 名前
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カード画像 基本情報 カード名 魔導兵士 ジェイク(マドウヘイシ ジェイク) カード種類 ユニット レベル 0 所属軍 ATLAS 属性 魔術師ミリタリー ATK 4 HP 3 STK 1 カードID 2020GB01-053 レアリティ ★ イラストレーター KAZTO FURUYA カードテキスト フレーバーテキスト 軍は早い段階で魔法の存在を認め、才能のある者を育て始めた。普通の少年だったジェイクにも、驚くべき才能が隠されていたが…… ■解説・総評 関連 収録パック 第一弾「地球 異世界連合軍結成!」 名前
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人物 / 言論人・批評評論家・ジャーナリストなど +クチコミ検索〔ジェイク・エーデルスタイン〕 #bf +ブログサーチ〔ジェイク・エーデルスタイン〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔ジェイク・エーデルスタイン〕 伊藤英明&山下智久も参戦! マイケル・マン監督、アンセル・エルゴート主演ドラマ「TOKYO VICE」は22年春放送(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アンセル・エルゴート主演! WOWOW初のハリウッド共同制作ドラマシリーズ始動 - スクリーンオンライン アンセル・エルゴートが読売新聞記者演じる「トウキョウ・バイス」11月に撮影再開 - 映画.com 菊地凛子、アンセル・エルゴート&渡辺謙と共演 マイケル・マン監督の新作ドラマ - シネマトゥデイ 「驚きの結末になるよ」ゴーン氏 日本の司法に不当な扱いを受けたことを映画化か?(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ベイビー・ドライバー』アンセル・エルゴート、日本の裏社会を暴く ─ 実話ドラマ「トウキョウ・バイス」、マーベル新監督が手がける - THE RIVER アンセル・エルゴートが日本を舞台にしたTVシリーズに主演 - スクリーンオンライン ● ジェイク・エーデルスタイン〔Wikipedia〕 ● ジェイク・エーデルスタイン〔twitter検索〕 ■ ジェイク・ザ・フェイク!(イカサマ野郎ジェイク) 「『メディアの権力』を監視する」より / 外国特派員協会の記者、ジェイク・エーデルスタインについては、「嘘つき」「イカサマ」「ペテン師」とネットでは悪評が紛々。その一つを紹介したい。 『The Tokyo Vices of Jake Adelstein』 BY CHRISTOPHER JOHNSON 【抜粋】 ジェイク・エーデルスタインはノンフィクション『Tokyo Vice』の著者だが、捏造、誹謗、嫌がらせ、幻の脅威を煽るパラノイアだとして批判されている ジェイクの綽名は『イカサマ野郎』。一方、ジェイクは彼を非難する人々を『ストーカー』『強姦魔』『児童性的虐待者』『ミソジニスト』『troll(荒らし)』と罵っている 東日本大震災直後、ジェイクは東京で放射線が検出されたのでヨウ素を摂れ、とデマを拡散した 『Tokyo Vice』では、匿名の嘘情報を多用したと疑われている 彼のヤクザ・ネタ記事には、多くの怪しげな匿名の警察関係者の話として「溶ける3Dプリンター製ピストル」やら「血の海」などのヨタ話が登場する ジェイクは自ら「報道の自由」「社会正義」の守護者を演じ、海外の多くのメディアで活躍している ジェイクはナショナル・ジオグラフィックの依頼を受け、ヤクザに関する番組制作に協力したが、今までの話が嘘だとばれて「イカサマ野郎」呼ばわりされ、逆に彼らを米国で訴えた ジェイクはナショナル・ジオグラフィックの撮影のせいで、関係者がヤクザに殺される危険があったと主張した。ジェイクによると、映画監督の伊丹十三もヤクザに殺されたとのこと。だが結局、撮影関係者は誰も殺されず、裁判も棄却された これらの悪評にも拘らず、ジェイクは自分の虚像の売り込みに巧みで、CNN、Bloomberg,、BBCなどと仕事をする他、the AtlanticWire、Daily Beast、VICE、the Los Angeles Times、the Japan Timesに記事を書いている。ファンも多く、東京のテレビ番組にも登場する 日本語が巧みであるものの、その能力を悪用し、日本のことを良く知らない海外の編集者や読者を騙す詐欺師だと非難されている 上記の海外主要メディアに、ジェイクの記事の事実確認を行ったか否か質問したが、回答はなかった ネット掲示板「Reddit forum」は、ジェイクに対する批判コメントが溢れている。『ジェイクは、昨今のジャーナリズムの問題点の象徴』『彼が書く日本情報は、我々、日本に住む外国人が日々経験する実態からかけ離れている』 ジェイクは外国特派員協会で、『ヤクザから口止め料として50万ドルのオファーを受けたが、断った』なんて話をしたが、日本人記者がそのヤクザに確認したところ、エーデルスタインなんて名前は知らない、と答えた ジェイクによると、日本の最大のヤクザ組織は、ジェイクの家族を守る代わりに、ジェイクだけを殺すと宣告したが、ジェイクは未だに殺されず、ピンピンしている ジェイクはブルームバーグや他のメディアに『警察がジェイクを保護している』と語ったが、警察によるとそれは事実ではないとのこと ジェイクは読売新聞の社会部で12年間働いたが、彼の同僚たちはジェイクの事を「病的な嘘つき」と呼んでいる ヤクザに殴られて、フラッシュバックなどの障害があると話した ジェイクは『ヤクザと喧嘩し、ゴルフクラブでそのヤクザの膝を粉砕した』という武勇伝を語った ジェイクの「ノンフィクション?」作品である『Tokyo Vice』には、「Helena」という名前の売春婦が情報提供者として登場する。ジェイクはBBCに『彼女はレイプされ、拷問され、殺された』と語ったが、ジェイクの周辺人物によると、その女性は未だに生存しているとのこと 経験あるジャーナリストなどからも、ジェイクの報道手法に疑念の声が上がっている。曰く、基本的な事実確認が欠如しており、バランスや公平さがない。現場で危険に身を晒す調査報道ジャーナリストを詐称しているが、その実態は、米国よりも10倍も犯罪が少ない平和な国で、漫画を読んだり、チャットをしているだけ。彼の本には流血とか死体とか頻繁に登場するものの、311後、ジェイクは震災現場の取材に全く行かなかった。日本にいる他の外国人記者とは、全く対称的である ジェイクはフィクションを事実のように書くと批判されている。ジェイクが書く記事の中で日本は、危険で腐敗し、犯罪組織に支配された国として描かれている。山口組のような巨大ヤクザ組織が日本経済を動かし、大企業を支配している。ジェイクの話が本当なら、外国人や投資家は日本から逃げ出すだろう。 日本のダークサイドの話ばかり書くので、ジェイクは「ジャパン・バッシャーの王」だと批判される ジェイクの描く「ヤクザ戦争」や「血の海」ネタは、記事を海外に売るために日本をセンセーショナルに誇張したものであり、比較的安全で平穏な日本の生活を享受する外国人在住者の間では物笑いの種になっている ジェイクはニューヨーク・タイムズ記者の田淵広子や、ハリウッド・リポーターのGavin Blairと親しい Gavin Blairは、ジェイクの書いた『Tokyo Vice』を肯定・宣伝する記事を海外メディアや外国特派員協会の機関紙NO.1新聞に書いた ジェイクによると、2009年に民主党が政権を獲る1年前、山口組は自民党支持から民主党支持に鞍替えした ジェイクは様々なドラッグの使用歴があると話している。覚せい剤も使っていたという噂もある ジェイクは若くて綺麗な女性たちをアシスタントして度々雇っている。ヤクザの世界を全く知らない、ナイーブな新人ばかり雇いたがる理由は、セックスが目的? 【考察】 1.極めて長文なので、ごく一部だけ抜粋したが、内容の真偽に関しては、ジェイクの同郷(ミズーリ)出身の友人が雑誌「ニューヨーカー」に書いた評伝や、ジェイクの記事、ツイート内容とも合致しているので、ほぼ信用できると思われる。 2.バイリンガルということ以外に取り得がない、ジャーナリストと言えないような若い女性モデルや女優ばかりを、ジェイクがアシスタントとして雇っていることも事実。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) .
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(じぇいくのくうそうそうち)【Jake s switch of imagination?】 ジェイクの空想を制御する装置。 ※注意※作品内容に関するネタバレ記述あり 空想を止める装置と、失われた空想を戻す装置の二種類があり、前者はジェイクの空想、後者はフィンの空想によって作られている。止める装置はジェイク以外の者は視認することができないが、触ることはできる。空想を戻す装置には、なぜかハイパードライブ(強力モード)と通常モードが付いている。 現実への影響が強すぎるジェイクの空想を停止させるため、フィンが空想を停止する装置のレバーを下ろした。しかし、ジェイクがつまらない性格へと変貌したため、フィンが自ら「ジェイクの失われた空想を戻す装置」を空想し、起動させた。(#12-B) タグ:アイテム・ツール